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ハロウィン

木原会のブログをご覧の皆様、こんにちは!

新杉田医院でアシスタントをしております、椿です。

 

うだるような暑さもやっと落ち着き、朝晩は涼しく過ごしやすい気候になってきましたね。

10月に入り、私の一番好きな季節の秋の到来です。秋と言えばスポーツの秋、食欲の秋、読書の秋・・・etc.

過ごしやすく、また収穫の時季ということもあり様々な楽しみ方があるかと思います。

 

そんな中でも特にこの10月はスーパーや街中、テレビの中でもよく見かけるのは「ハロウィン」にちなんだものではないでしょうか?

例年であればハロウィン本番の10月31日は盛り上がるところですが、今年は新型コロナウイルスの影響により、イベント等は軒並み中止のようです。

 

春のお花見、夏のお祭り・花火大会など季節を楽しむ行事やイベントが楽しめないのは残念です。こうしてみると私達日本人は案外お祭り事や大勢で集まることが好きな民族のようですね。致し方ない現状ではありますが、ささやかながらも各々が季節を楽しむことが出来たら良いなと思っております。

 

 

さて、話をハロウィンに戻しますが皆様は改めてハロウィンの起源はご存じですか?

その起源は紀元前のケルト民族にまで遡ります。古代ケルトでは11月1日が新年で、その前日である10月31日は秋の収穫祭を開いていました。

この日は先祖の霊が戻ってくるともされ、それと一緒に悪霊もやってくることから身を守るために仮装をしたそうです。

 

その後ケルト文化はキリスト文化に吸収されてゆきましたが、祝祭の習慣は残り、キリスト教が11月1日を「諸聖人の日」を意味する「All Hallo」と定めたことから、その前夜=「All Hallo Eve」が転じてハロウィンと呼ばれるようになったと考えられているそうです。

 

そしてハロウィンと言われて真っ先に浮かぶイメージである「ジャック・オー・ランタン」ですが、こちらも伝承があります。その昔、ジャックという名の質の悪い男がいました。

 

あるハロウィンの晩、ジャックは悪魔に出会います。ジャックから魂を奪おうとした悪魔ですが、嘘が上手いジャックは悪魔を騙し、その上悪魔に「今後ジャックの魂は取らない」と約束までさせました。そうして寿命が来て死後の世界へ逝ったジャックですが、天国へは行けず、また「魂は取らない」と悪魔に約束をさせた為、地獄へも行けません。どこへも行けなくなったジャックは悪魔から地獄の火を貰い、その火を転がっていた萎びたカブをくり抜いて作ったランタンに灯し、永遠に彷徨ことになりました。

これがジャック・オー・ランタンの起源とされています。

 

カブがなぜカボチャに変わったかというと、ハロウィンがアメリカに伝わった際、生産性がカブよりもカボチャの方が高かったので手に入りやすかったから、だそうです。

ジャック・オー・ランタン見方が少し切なくなりますね。

 

皆様も感染症対策をした上でそれぞれの「秋」を楽しんでくださいませ。