2022/05/20
こんにちは、木原歯科・内科医院:歯科部長の小田切です。
今回は、最近クリニックに導入した歯周病菌検出装置(以下オルコア)のご紹介をします。
私たちのお口の中には、500~700種類もの細菌が住みついており、歯周病はその中の歯周病菌によって引き起こされる病気です。
歯周病菌の中で悪玉中の悪玉であるポルフィロモナス・ジンジバリス(以下P.g.菌)は歯周病菌の親分で、病原性が非常に高いのが特徴です。
歯周病は気が付いた時には深刻な状態にまで進行している場合も少なくありません。
そんな事態を避ける有効な手段となるのがP.g.菌検査です。
オルコアはPCR法によって細菌数を明確に検出できる装置です。
もしも、悪性度の高いP.g.菌が検出された場合は早期の治療によって重症化を防ぐことが可能になります。
今は特に症状が気にならない方も、P.g.菌検査を受けてみませんか?
そして将来の健康リスクに備えていきましょう!
2022/05/18
木原歯科・内科医院の主任・松本しのぶです。
「歯の掃除をしてほしい」と来院される方が多くいらっしゃいます。
歯の掃除を健康保険で行う場合、条件があるのをご存じでしょうか?
健康保険制度は治療に対して使える医療保険です。
ですので、掃除をするにも病名が必要です。
病名は歯周病、歯周病の治療として歯石除去を行うことで、ご要望である歯の掃除とします。
ただし、健康保険の規定により、歯石除去の前には歯周病の程度の検査(歯周ポケット検査)をしないと歯石除去は出来ません。歯の掃除には歯周病検査が必要となるのです。
また、歯周病は歯を支える顎の骨がなくなっていく疾患の為、骨の状況を確認できるレントゲンも必要となります。
このレントゲンは、全体の歯が映りますので、歯周病だけでなくその他の疾患を見つけることが出来るという利点があります。
(実際、歯の掃除をご希望で来院され、疾患が見つかり、治療に至る方が非常に多くいらっしゃいます。)
ここまでの話をまとめると、歯の掃除=レントゲン、歯周病検査が必要ということです。
*レントゲンは歯周病の状況確認の為には不可欠ですが、必須ではありません。
(レントゲンがない場合は、確実な歯周病の診断は出来ません)
ご理解いただけましたでしょうか。
コロナウィルスなどの感染症は、口腔内が清潔であればなりにくく、逆に汚いとコロナだけではなく、肺炎や心臓病、糖尿病など様々な病気に影響を及ぼします。
ぜひ、ご自身の口腔内環境を整備してみてはいかがでしょうか。
2022/05/12
こんにちは、技工士の菅井です。
久しぶりに制限の無いなかで過ごせた連休も終わり、少し疲れの残る頃かと思います。
以前の記事に続き、保険で入れられる白い歯が増えたのでご紹介いたします。
以前の記事で、保険治療でも入れられる白い被せ物(クラウン)のお話をさせていただきました。
今回は、この4月よりインレーと呼ばれる詰め物も白い樹脂(ハイブリッドレジン)製のものが保険治療で入れられるようになりましたので、紹介いたします。
長い間、保険治療では前歯を除き金属の歯(いわゆる銀歯)しか認められませんでした。
金属アレルギーへの対応の必要性や技術革新などにより、ここ数年で保険制度の見直しが進み、前歯以外の歯でも白い歯が入れられるようになりました。
こちらも適用にはいくつか条件がございますが、以前よりさらに多くのケースで保険治療でも白くきれいに治すことができるようになってきています。
詳しくは担当スタッフにお問い合わせください。
2022/04/27
技工主任の遠藤です。
今回は、セレックワンデイトリートメントをご紹介致します。
CADは、コンピューターを使って被せ物の設計を行う事
CAMは、コンピューターを使って被せ物を削り出して作製する事
従来の治療では、歯を削った後に歯型を取り、その歯型から歯の模型を作り、その模型を使って歯科技工士が被せ物を作製します。その為歯を削ってから被せ物を装着するまで1週間程度かかります。
セレックシステムでは、歯型を取るから被せ物装着まで1日で完了することが出来ます。この様なセレックシステムによる同日内治療を「セレックワンデイトリートメント」と呼んでいます。
*セレックワンデイトリートメントのメリット
治療を1日で終えることが出来る。
従来の型取りと違い、口腔内カメラで撮影なので苦しくない
被せ物は、セラミックとジルコニアなので、審美的に優れる。
金属アレルギーの方も安全
*セレックワンデイトリートメントの流れ
1 審査、カウンセリング
2 歯を削る
3 口腔内カメラでお口の中を撮影
4 コンピューター上で被せ物を設計
5 設計を元に被せ物を削り出して作製
6 被せ物を装着 治療終了
セレックワンデイトリートメントは、現在、東戸塚医院で行っております。
近日中に、新杉田医院でも対応予定です。
お気軽に担当スタッフへお問い合わせください。
2022/04/20
こんにちは!
訪問歯科の歯科医師:伊藤です。
仕事柄、大体の道を把握しているつもりなのですが、ついつい行く道を間違える事があります。ひどい時は行く場所を間違えてしまうこともあります。。。
今回は、偶然そんな時に見つけたものについて
お話しさせていただけたらと思います。
見つけたのはこれです!!
ちょっと分かりにくいかと思いますので、引きの写真を出しますね。
そうなんです!。木の電柱です!
僕の子ども時代に時々あったのですが、最近は全然見ることが無いかと思います。
まさか横浜で見られるとは。。。
かなりびっくりしました。
調べてみると、当たり前のことだと思いますが、木の電柱は廃止になっているようです。
今はコンクリート製が主流との事でした。
木とコンクリートでは耐用年数が大幅に違うようで、木が15年、コンクリートが42年!という事みたいです。
・・・という事は僕が見た電柱は2010年ごろに植えたのかしら????
なんでだろう。。。
結構謎が残りましたので、詳細をご存じの方がいらっしゃれば、教えて頂けたら嬉しいです!