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蕎麦は正しく食すべし!

皆さん、初めまして。
木原歯科医院にて訪問診療を担当しております、歯科医師:葉山と申します。

10月に入り、緊急事態宣言が解除されてから少し経ちますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
昔のようにとはいきませんが、夜遅くまで開いているお店も少しずつ増えてきた様子。私は夕方のネオンのきらめきに心が少し軽くなる今日この頃です。

さて、この時期は美味しい食べ物が増える季節でもあります。
「実りの秋」「食欲の秋」と聞くと、皆さん何が思いうかびますか?
恐らく挙げたらきりがありませんが、今回はあえて「蕎麦」について語りたいと思います。

新蕎麦=秋蕎麦ともいいますが、字の通り蕎麦も秋に旬を迎え、香り高く味わい深いものが楽しめます。新蕎麦の時期には、行きつけのお店を訪れ舌鼓を打つ・・・という方も多いのではないでしょうか?
日本人であれば、考えただけで口の中が潤ってきますよね。ところがこの蕎麦の食べ方について問題が。

巷でよく『「蕎麦はのどで味わう」「蕎麦は咬まない」事が、粋な食べ方である』などと聞いたことはありませんか?
率直に「本当か?」と考えてしまう、このような自ら誤嚥や窒息を招く危険な食べ方、歯科医師として由々しき事態です。
見過ごせません。そこで、本当の蕎麦の食べ方について、いろいろ調べてみました。

まず、この「のどで味わう」「咬まない」理由なのですが、これは新蕎麦の香りをより深く楽しむために、すする途中で咬み切らないという考えが独り歩きし、上記のような表現になってしまったようです。
ですので結論からいうと、すすり終わり、口に含んでいる蕎麦は咬んで食べて大丈夫。一安心ですね。
蕎麦自体は腹持ちもよく、ルチン(血圧降下作用)やビタミンB1, B2(疲労回復効果)など栄養豊富ですので、正しい蕎麦の粋な食べ方を理解して頂いた機会に、蕎麦ライフを堪能し、コロナストレスを発散してみるのも良いかもしれません。

歯科医師による蕎麦語り、いかがでしたでしょうか?ここまでお付き合いをして頂きありがとうございました。
今日から寒くなるようです、コロナは大分落ち着いてきましたが、皆様どうぞ油断せずご自愛ください。