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2011年4月 9日

今日は食事の話をしようと思います。
食べすぎでメタボが気になりますが、日本人はどんなに食べても欧米人のような太り方はしないので大丈夫!と思いがちですが、日本人などのアジア人は膵臓から出るインスリンの分泌能力が弱いので、カロリーの高いものばかり食べていると、肥満になる前に糖尿病になってしまうそうです。。そこで京都大学農学研究科の伏木亨教授が語っていたことに共感したので紹介します。

教授自身、実験科学者なので、砂糖・油・だしには病みつきになる美味しさがあることを研究していて、動物の砂糖・油・だしに対する欲求は凄まじいものがあるそうです。
しかし人間の欲望の強い砂糖・油が多い食事は糖尿病・高血圧などを引き起こしますが、『だし』であれば健康的な食事の選択肢が大きく広がり、低カロリーでご飯ともよく合います。
しかし砂糖と油は子供の頃から放っておいてもどんどん好きになる味ですが、『だし味』だけは親が子供の小さい頃から食べさせ、味覚に刷り込まなければ、大人になっても『だしの旨み』を求めない食生活になってしまうそうです。
今、京都の小学校に料理人が出向いて、料亭の一番おいしいだしを飲ませる活動をしているそうです。私たちは日本の伝統的なだしの美味しさを見直し、おばあちゃんのおばんさいを次世代の子供たちと一緒に食べて、このすばらしい食文化を広めていくことで、日本人の健康は豊かなものになって欲しいと願います。
皆さん、和食をもう一度、見直してみませんか!

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木原会郎

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