«  2011年5月 7日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2011年5月 7日

楽しかったGWも終わってしまいましたが、お休みだとついつい食べすぎてしまうのが・・・ですね!
何度かお話しているかと思いますが、戦後の日本は食の欧米化が進み、肉や卵、乳製品を多く食べるようになりました。その結果、かつて日本人に多かった胃ガンよりも、大腸ガン・すい臓ガン・乳ガンなどが増えてきています。これは食生活の変化が病気も変化させているようです。
昭和25年頃と比べると、肉の摂取量は9倍、乳製品は20倍に増加している一方、野菜の摂取量は減っているそうです。動物性タンパク質や脂肪中心の食事の場合、血液が酸性化の傾向があり、中和させる野菜をしっかり食べないと、ガンにかかる確率がグンと高くなります。

ではライオンやトラは肉食なのに、なぜ病気(ガン)にならないのか?

ライオンなどは尖った歯を持つ肉食動物で、その尖った歯に見合った胃袋の大きさ・胃液の量と質・胆汁を持ち合わせており、動物性タンパク質を100%消化・解毒できるカラダだから、肉・肉・肉の食生活でも病気にならないそうです。

また巨大なゾウや長身のキリン、私たちに牛肉や牛乳を提供してくれるウシなど、大型の哺乳動物は皆、草しか食べない草食動物です。草食用の平べったい歯(臼歯)しか持っていません。それなのに、草食動物の牛に 『早く成長させ、早く搾乳しよう!』 と、人間が勝手に栄養価の高い羊の肉と骨の粉末・・・つまり動物性の肉類を食べさせ、BSE(狂牛病)という恐ろしい病気を発症させてしまったのです。

では人間の歯を見てみると、4本の犬歯以外の残りの歯・・・24本全部が 『草食用の歯』 で、つまり人間は85%草食動物なのです。人間と99%遺伝子が同じで人間より大きなカラダのゴリラでさえ、竹の根・芋・果物など中心の草食です。

この機会に菜食主義になりましょう!・・・なんて、極端なことは言いませんが、人間も地上に生息する動物のひとつであるならば、もっともっと野菜を食べるべきだなぁと感じます。

 

 


« 2011年5月 1日 | メイン | 2011年5月13日 »

Categories

  • カテゴリー1
Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
木原会郎

木原会ウェブサイト

医療法人社団木原会は、お客様に選ばれる歯医者さんとして、お客様に寄り添った診療ができればと考えております。

歯のトラブルかな?と思ったら、ぜひお気軽に当院までご連絡ください。

お待ちしております。