あなたの歯、ちゃんと使ってあげていますか?
梅雨に逆戻り?って、思ってしまうほどのジメジメのお天気が続いていますね・・・
私たちは毎日、たくさんの『歯』を見ています・・・・だって歯医者さんですからね~(笑)
ちょっとここで人間の歯の構造を簡単に説明しますと・・・
ヒトは親知らずを入れて全部で32本の歯があります。
32本ある歯はそれぞれ役割があって、『噛み切るグループ』と『すり潰すグループ』に分かれます。
肉を噛み切るグループは・・・犬歯の4本
野菜や豆、果物を噛み切るグループは・・・前歯の8本
穀物をすり潰すグループが・・・奥歯の20本
つまり・・・肉:野菜:穀物=1:3:6 という割合が、私たち人間が動物として必要な栄養・食事になるのです。
昨今は数多くの健康法がとりだたされ、情報に惑わされてしまうことが多いのですが、私たちの根本は大昔から変わらずにあるのです。
健康法とはテレビや雑誌が教えてくれるものではなく、私たちのカラダの中にしっかりとあるのでは?と思います。自らの五感(視・聴・嗅・味・触)を研ぎ澄ませ、カラダに問いかけてみれば・・・
自ずと答えがわかるかも知れません。
ただお口の中は・・・いつもは弱アルカリ性の状態ですが、食べ物が入ると酸性に傾きます。
酸性の状態になると、歯は脱灰という現象がおき、歯のカルシウム成分が溶け出してしまいます。
でもそれを元の状態に戻してくれるのが『唾液』なのです。
唾液の力ってスゴイですね!
そしてよく噛むことで、唾液中に『重炭酸塩』という物質が分泌され、唾液の力(緩衝能)はもっと強くなり、歯を虫歯から守ってくれるのです。
またよく噛むことで、内臓での消化・吸収の働きが活発になります。そして何よりも嬉しいのは満腹中枢が刺激され、食べすぎ予防になるのです!
噛む歯に合った食事バランスで、たくさん噛むことは・・・健康への近道!
そんな気がしてきませんか?? BY MIK