千羽鶴に平和の願いを込めて・・・
昨年、平成23年を迎えるにあたり・・・歯科医療とは全く違う角度から、何か私たちにも社会貢献が出来ないだろうか・・・・?と、思い悩み・・・・
カッコイイ頭でっかちの思いがあっても、小さな一歩の行動も出来ないなら、何も始まらない・・・
まずは始める!
ちょっとベタな感じで気恥ずかしいけど・・・・・千羽鶴を広島に届けてみよう!・・・
そんな思いで今年1月に千羽鶴を折ることを始めました。
しかし皮肉にも3月11日、東北大震災が発生し、想像を絶する多くの尊い命が奪われました。
そして福島の原発事故を目の当たりにし、戦争の被爆国である私たちが再び、原子力の脅威をあらためて考えさせられました。
そんな中で・・・千羽鶴はお客様のご協力のもと、多くの想いとともに無事に仕上がりました。
広島の平和記念式典に間に合わせたい!という当初の目標も達成でき、私たちの折った千羽鶴は原爆の子の像に捧げられました。
原爆の子の像(写真)は別称『千羽鶴の塔』とも呼ばれており、この像は2歳の時に被爆した佐々木禎子さんが、10年後に突然発症した白血病で亡くなったことをきっかけに建てられました。
彼女の闘病中、回復を祈って折られたのが千羽鶴で、原爆で亡くなった子供たちの慰霊と平和を願って建てられた『原爆の子の像』には、今でも多くの千羽鶴が捧げられ続けています。
この度は皆様のお力添えがあって、私たちも見事な千羽鶴を届けることができました。
そして『人の輪の力の素晴らしさ』・『やさしさ』・・・・語りつくせないほど・・・・
千羽鶴を通して・・・ステキな経験が出来ました。
この場をお借りして・・・ご報告とともに、ご協力いただいた皆様にお礼を申し上げます。