秋の風邪対策~ビタミンCの王様は?~
最近、暑かったり、寒かったりで風邪をひいている方が多いのでは・・・・?
私もこの処・・・繰り返し風邪っぽく、ビタミンCが足りないのかなぁ・・・と反省気味です。
ビタミンCと言えば・・・レモン・オレンジなどの柑橘類のイメージがありますが、
この時期、秋のビタミンCの王様は、意外にも・・・『柿』 なのです!
昔から 『柿が赤くなれば、医者が青くなる』 という言葉があるほど、
柿の栄養価は高く、風邪に限らず医者要らずの食べ物なのです。
柿1個のビタミンC含有量は、オレンジ2個分・ピーマン4個・ゴーヤ1本と同じくらいだから驚きです!
そして果物なら加熱せずにそのまま生で食べるので、熱に弱いビタミンCの秋の王様なのです。
そして秋の風物詩と言えば、軒先に吊るされた干し柿ですね・・・・
都会では見られなくなった風景ですが、冬にいただく干し柿はやっぱり甘くて美味しい~
そもそも干し柿の歴史って平安時代まで遡るそうですが、生活の知恵の豊かさを感じます。
口に入れた途端、顔が歪むほど渋い柿を捨てずに、手間をかけ食用にした知恵
収穫のない冬の非常食としての保存の知恵
縁起物として珍重しようとする知恵
お菓子として暮らしを豊かにする知恵
そして柿は日本古来の果物で、世界的にも 『kaki 』で通じるそうなので驚きです!
でも栄養豊富な柿も・・・ちょっとカロリーが高めで、
あまり消化によくない食べ物です。
体を冷やす効果もあるので、
1日1個くらいで食べるのがいいですよ・・・
(佐賀県 松梅地区の吊るし柿)