ご飯好きは・・・腸美人!
今回も前回に引き続き、風邪知らずの免疫力アップのカラダを目指して・・・腸を元気にする食事の話です。カラダの中も外も美しく健康であるためには、腸内に棲む細菌のバランスが『善玉菌優位の状態』であることが重要です。腸の善玉菌を増やすには、善玉菌そのものを食べてしまうのが効果的です。
食べられる善玉菌は『プロバイオティクス』と呼ばれ、乳酸菌やビフィズス菌がお馴染みです。
実際の食品ではヨーグルトや乳酸菌飲料などがありますが、直接食べても胃酸で死滅して腸まで届きにくいので、植物性の納豆・味噌・漬物などがおススメです。
そしてこの食べられる善玉菌(プロバイオティクス)をとるだけではなく、善玉菌の大好きなエサとなる食品成分を一緒に食べることが大切です。大好物のエサはプレバイオティクスと呼ばれ、オリゴ糖や食物繊維に多く含まれます。
よくヨーグルトにハチミツをかけて食べているのを見かけませんか?
これは腸を美人にする理想的な組み合わせで、ハチミツはオリゴ糖を多く含む食品です。
でも問題はやはりヨーグルトの乳酸菌が生きたまま腸まで届くのか?という点です。
オリゴ糖を多く含むその他の食品として、圧倒的なのが『きなこ』です。
他に・・・バナナ・ごぼう・たまねぎ・豆腐・納豆・・・と、またまたいつもの定番の大豆食品です。
(和食の大豆食品って本当にカラダにいいんです!)
そして善玉菌の大好物のエサで見逃していけないのが・・・デンプンなのです。
デンプンの元はご飯(米)です。日本人が長生きなのは、ご飯のデンプンが大腸を丈夫にしているからだと言われており、大腸ガンが増えている背景には『米離れ』がある気がします。
今年も残すところ数週間・・・
日本のお正月の食べ物といえば・・・やっぱり、お餅!
来年はお餅にたっぷりのきなこをかけて・・・
腸美人を目指しませんか?
(チロルじゃ、ダメですよ・・・好きだけど・・・)