お盆
木原会のブログをご覧の皆様、こんにちは!
新杉田医院でアシスタントをしております、椿です。
丁度この原稿の〆切がお盆の時季なので、今日はお盆についてお話させていただきます。
皆様はお盆の起源や由来ってご存じですか?
あまりに当たり前の年間行事なため、改めて考えたことがなかったので調べてみました。
結論から申し上げますと、これといった確固たる起源・由来は無いそうで、はっきりとは分かっていないそうです・・・。
ただ諸説ある中で広く知られているのは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という御経が元となっている説だそうです。盂蘭盆会とはサンスクリット語で「逆さ吊り」という意味で、これにはお釈迦様の弟子のひとりである目連という人物の話が深く関わってくるそうなのですが・・割愛してざっくりご説明しますと、餓鬼道に堕ちた人を救済するために7月15日に飲食をしたことがお盆の起源と言われているそうです。
日本では仏教が布教するよりずっと昔から先祖を偲ぶ儀式はあったそうで、それに仏教が結びついたことで現在のような行事となったそうです。
因みに石でお墓を建てるようになったのは江戸中期で、更に庶民にまで広まったのは昭和30年代だそうです。歴史的にみると今の当たり前の風景は割と最近の出来事なのですね。
それでもお墓に「手を合わせる」風習は原始時代より続いているそうで、今も昔も故人や先祖を偲び敬う気持ちは変わらずに続いているのです。感慨深いですね。
私個人の話ですが、今年のお盆は祖父母のいる新潟へ行って来ます!
お盆の起源を踏まえてしっかりとご先祖様に手を合わせて参ります。
皆様も暑さには十分気を付けて思い思いのお盆休みをお過ごし下さいませ。